英語の発音矯正を独学でする方法　　　　　　　　　　　　　　　「“Suddenly”の発音って？」

ザ・ビートルズの「イエスタデイ」を、ＣＤと一緒にテンポを合わせて歌えるように発音の仕方を解説しています。

サドゥンリ　アムナー　ハーフ　{ｽﾞｻﾞ}　マーナイ　ユーストゥ　ビー
Suddenly, I’m not half the man I used to be

※“Yesterday”(The Beatles)より

“Suddenly”「サドゥンリ」。

「サドゥンリー」と延ばすイメージがありますが、「サドゥンリ」なんですね。

「サドゥンリ」の「サ」ですが、あまり喉を開かないで言います。
咳払いをするときの開き具合です。

また、「サ」は“Ｓ”の発音をするところでもあります。
上前歯のエッジと下前歯のエッジの位置をほぼ同じにして（高さ的にも前後的にも）、
その隙間から息を出して「サ」を表現します。澄んだ風の通る音を出してください。

無声音（喉に手を当てても震えない音）で摩擦音。母音を入れずに言います。

 

“Ｓ”の発音時の歯の状態
上前歯のエッジと下前歯のエッジの位置をほぼ同じに。
（高さ的にも前後的にも）

上唇を上げて歯を見せます。

 

“Suddenly”「サドゥンリ」の「ドゥ」は口の形を逆三角形にして言います。

 

「ドゥ」は唇を突き出さない。

 

“Suddenly”「サドゥンリ」の「ン」は口を開けたまま、舌を上前歯（４本分くらい）の根元に
着けて言います。

最後、「リ」ですね。ここは“Ｌ”系（舌先を上前歯の根元に着けて発音する「らりるれろ」）
の「リ」ですから、舌先を尖らせて上歯茎に着け（上前歯２本分くらい）、その舌先を
そのまま下に垂直に降ろして言います。

舌先の裏側を前歯の裏側に擦り付けて降ろすぐらいな感じです。

 

舌の裏側のスジが見えるところからスタート。

 

 

“l”の発音に関しては、より、ネイティヴに近い発音ができるように
「“listen to”の発音は」番外編
で、さらに詳しくご説明しています。

 

 

次回は“I’m not”。
では(^ ^)/