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      2018/05/07

独学で発音を矯正する方法「“listen to”の発音は」番外編

 
独学で発音を矯正する方法「listen toの発音は・・・」番外編

この記事を書いている人 - WRITER -
数十年前に友人と2人でアメリカ1ヵ月旅行。 ロスに居るのに“ハリウッド”が通じなくてビックリ。その後、リスニング, スピーキングに興味を持ちつつも、「気の  向いた時だけ取り組む」という姿勢をまっとう。

洋楽を、CDと一緒にテンポを合わせて歌えるように発音の仕方を解説しています。

When I was young, I’d listen to the radio

※“Yesterday Once More”(Carpenters)より

何十年も前にアメリカ旅行で英語(いえ、バリバリのジャングリッシュです。)が通じなくて愕然として帰った来たあと、発音を教えてくれるところはないものか・・・と『ケイコとマナブ』(習い事系情報誌)なんかで探したりして、とあるスクールの体験教室に行ったことがあります。

マンツーマンで若い帰国子女の女性が担当してくださいました。

最初に付いてくださった方は「ア」と言ってもいろいろあって、この[a]「ア」この[ә]「ア」この[Λ]「ア」と・・・と、言ってみせてくださいました。そして・・・高校時代のように日本語訳していく作業を--渡してもらった1枚のプリントされたものの一部を-- 一緒になってやっていったと思います。
・・・でも、私が「また、この作業を延々やるんですか?」・・・みたいなことを訊いたところ、そういった方針でやっていて、それが基本だ・・・とかっていうことを言われたでしょうか。・・・それで、私が不服っぽいことを(「それは高校までにさんざん、やった。」とか、「アメリカで通じなかった。」・・・とか言ったかしら?)言ったところ、別の女性にバトンタッチされて、今度は「スピーキングをやりましょう。」ということになったんですね。

プリントに書いてある英文を読みますので、読み終わった後にスピーキングしてください。

帰国子女スタッフ

はい。

わたし

”Please…”

帰国子女スタッフ

音が違う~。(T T)

わたし

気にしないでください。

帰国子女スタッフ

えー。でもー、そういうところから直していかないと・・・

わたし

・・・とっても優しい感じの女性でしたよ。でも、

リピーティングすることによって、スピーキング力が高まるものなので・・・

帰国子女スタッフ

・・・みたいな。

※リピーティング--音声を聞き終わったあとに繰り返してスピーキングする訓練法
※シャドウイング--音声のあとについてスピーキングする訓練法
※オーバーラッピング--音声と同時に言い始めて同時に言い終わるスピーキングの訓練法

私の訴えも、よく聞いてくれました。

✔ アメリカで言葉が通じなかったこと。
✔ 原因は発音のはず。
✔ それで、手持ちの英語教材を使ってオーバーラッピングしてみたこと。
✔ 中学時代、英語の成績は良かったことなど。(5以外取ったことがありません。)

で・も!

その方は、

あぁ、それは無理です。

帰国子女スタッフ

とおっしゃったのです。

無理っていうのはおかしいんじゃないでしょうか。だって、例えば日本語で
「あんなに頑張ったのに通じなかったんだもん。」
という音声があったとして、それを「オーバーラッピングしてみましょう。」となったら、ネイティブ日本人なら何度か練習して、その音声のスタートのタイミングさえ合わせて話し始めれば(0.1秒の遅れをとることもなく言い始めることができたならば)、特別に早口の音声でない限り、同時に言い始めて同時に言い終わることは可能でしょう? 何度かしくじったとしても、10回に1回くらいはできますよ。

でも、

「それは、ムリ。」
「音の違いは気にするな。」?

私には聞き入れられませんでした。(_ _メ)

まぁ、ここまでの話は超余談なのですが・・・でも、私には、あのときの“Please”の音が忘れられなかったんですね。のちのち、わかってきたのですが、「プリーズ」の「リ」のあたりです。

「L」の発音が難しい。

“R”の発音はよく、「舌を巻き舌にしないと・・・」とか、「あの、胃の内容物を戻しそうな音を出さなければいけない。」っていうのは多くの人が知っていますよね。
最近は

Lの発音、単語の終わりがLの場合は舌先を上前歯の根元にちょっとの間、当てるんです。

H先生

なんて教えてくれる人が登場したりして、「Lの発音も、実は普通に「らりるれろ」と言えばいいのと違う・・・」という情報に加えて具体的になってきているようですが。

それから、私は51種類の国際発音記号の発音の仕方を教わったあと、その教材を開発した先生が勧める教材(ネット環境を使って独学できるようになっているもの。)を使って半年間、一生懸命やっていました。その中に音声テストがあったのですが、単語に「L」が含まれる文をスピーキングするとアウトになりがちだったのです。自分でも、

「なんか、違う気がする。」

とは思っていました。音声の音と自分の発している音が同じ感じではない・・・と思っていたのです。
発音記号をきちんと発音できるように訓練する方は

「Rの発音がまだ弱いけれども、大した問題ではないので(その時点では・・・ということだと思います。Rは口周りの筋肉が出来上がって来ないとなかなかできませんし。)卒業としましょう。」と告げられて次に勧められた教材に進んでいるわけで、まずかったら、

「まだ、合格とは言えません。その状態で本教材の学習を始めても悪いクセのままスピーキングし続けることになりますからね。」

と言われるはずだったのですが。
それでスタートした本教材(小中学校レベルだったと思います。)でしたが、とにかく、

「このやり方ではモジュールの総合テストに受からないから、次に進めない。」

と考え、ネイティブの人が発音する別の動画を見て、口の形や舌の状態にこだわらずに、それらしい音が出るように発音してテストをクリアしていたと思います。(結局、半年では8モジュールのうち4モジュールまでしか進めず、延長してまで続けなかったので、それっきりになってしまいまいた。)

 

それでも・・・

「微妙だけど、何かが絶対違うんだなぁ。」と、ずーっと気になっていました。
ですが・・・この度、このブログを書き始めてからですね、(遅い!あれから4年も!(> <)・・・なにせ、気の向いた時だけ取り組む・・・というコツコツ型というより、のろのろ派。)

わかった!
・・・のです。(^ ^;)

記事に載せているイラストは私が手描きで起こしているのですが、「舌先をこのぐらい細くして上前歯の根元に当てるんですよ。」・・・ということを説明するためのイラストを描くべく、鏡で自分の舌の裏を観察しながら「ルールーリー」とか、やっていたんですよね。
その時初めて、

「あの時と同じ音がするぅ・・・(T T)」と。

あの帰国子女のスタッフさんが  “Please”  と言った時の「リ」の音が出たのです。

それは・・・英語圏の人が聞いたら気を悪くするかな?・・・でも、その音を日本語を話す中で発したら、

「その、だらしない言い方はよしなさい。「り」でしょ?「らりるれろ」の「り」。」

と言われてしまいそうな「り」。「れ」が混ざったような「り」です。

 

“L”系(舌先を上前歯の根元に着けて発音する「らりるれろ」)の「ラリルレロ」は以下のようにお伝えしています。

舌先を尖らせて上前歯2本分くらいの歯茎のところに着け(舌の裏に薄く立ち上がっている真ん中の「すじ」――舌小帯(ぜつしょうたい)――が見えるくらいのところからスタートします。)、その舌先をそのまま下に垂直に降ろして言う感じです。舌先の裏側を前歯の裏側に擦り付けて降ろすぐらいな感じで発音します。

Lの発音時の舌

舌の裏側のスジが見えるところからスタート!

上記のような図でお伝えしてきましたが、今一度、断面図をもってしてご説明したいと思います。

・・・日本語の「らりるれろ」を言う場合は<図1>のように上前歯(4本分くらい)の根元に当てた舌先の表側をはじく(息を吹き出す瞬間に舌を離す作業)瞬間に、どちらかと言えば5ミリくらい手前(喉の方)に向かってこすれる感じではありませんか? 引っ込める際、ちょっと、撫で上げる感じになると思います。(舌が喉の方向へ戻る。)・・・その、日本語のやり方だと口の中で反響する感じというか・・・

ら行の舌断面図

<図1>
日本語の「らりるれろ」は喉の方へ撫でる感じ。

一方、英語のL系の「ラリルレロ」は<図2>のように上前歯(2本分くらい)の根元に当てた舌先の裏側を歯に擦り付けて降ろす感じで言います。そのやり方で例えば「り」と言うと、「口が結構、開いているためか、「れ」が混ざったような「り」になると思うのです。
そうやって言うと、「ラララララ」みたいな「ラリルレロ」になるというか。母音をハッキリ入れられないですよね。でも、音が前に出てくる感じです。

Lの舌断面図

<図2>
“L”の発音は舌先の裏側
上前歯の根元から下に向かって歯の裏側を撫でる感じ。

日本語の「らりるれろ」は英語には無い音です。(国際発音記号にも無いそうです。)日本語の「らりるれろ」が染みついた日本人にとって、“L”って、本当に、いろいろに聞こえると思うんですね。私などは

「ヲ」って言ってる?」(・・?)

と感じていたこともあるくらい、ナゾな音でした。(単語の最後の音が“L”の場合。「ダーク・エル」とかって呼ばれているようです。)前後の音によって、いろいろに変化するように感じますし。
日本語のら行を言う時は、<図3>のオレンジの楕円の辺りに舌が当たり、英語のラ行の時は、水色の楕円の辺りに舌が当たる。そこから舌をはじかせて音を出すわけですが、その際に舌先の裏側を使うのと、表側を使うのとでは大違いになるな・・・と思いました。

Lとらの舌の接触範囲

<図3>
破線の歯は裏側から見ている状態
“L”では水色部に舌先を当てる

まだピンと来る音が出ない方は、舌先の裏側をしならせて歯の裏側に押し付けるように下に降ろして「リ」なんかを発音するとわかり易いのでは?(極端にやってみる)・・・と思います。
聞き覚えが無いと、「あぁ!」って思えないでしょうけれど・・・

動画を探したところ、そういう風に説明している方もいらっしゃいました。
「やっぱり、そうだったのね!」と。ここに辿り着くまでが・・・長かったー。(T T)

 

ちなみに・・・
“listen to”って、アメリカ英語の口語で早くしゃべると(端折った言い方をすると)「リッスン{ヌナ}」になります。
“t”で舌を強くはじくのを面倒がる(?)結果らしいです。{ヌナ}は日本語の「ぬ」とか「な」の要領で言うとまた通じないと思います。急いで言っていますから、そんなに口も開かないですよ。「トゥ」ほど舌を上顎に対して垂直に当てない・・・って言ったら変かな・・・舌先表面のエッジを当てる感じ?・・・だと思います。「無理に真似しても通じない」って言いますからね。

「そういう風に言うことも多いから、「リッスンヌ」でも”listen to”。

・・・と覚えておけば良いのではないでしょうか?

“want to”も“wanna”「ワナ」になるでしょう?「タチツテト」が「ナニヌネノ」っぽくなっちゃうんですね。
まぁ、日本語だって、言い易いように変化させて言いますからね。
「変化させてしまいます。」→「変化させちゃいます。」・・・とか。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~おまけ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

“please”を発音してみましょう。

「プ」は「う」って母音を入れずに言います。唇を巻き込んでおいて、強く息を吹き出す瞬間に唇を解放します。唇を前に突き出してすぼめないんですよ? <図a>のあとは<図b>のようになるように唇を解放します。

唇巻き込みの口

<図a>
“P”は、基本(きちんと言う時)は唇を巻き込んでから言う。

唇巻き込みの口 横顔図

上下の唇を内側に巻き込みます。

次に「リ」を言うために、はじいた直後は縦めに2cmくらい開けて舌を下図の状態にスタンバイさせます。「プ」と「パ」の間みたいな音だけれども、声の出て行く口の入り口が下図のように舌で塞がれているので、こもった音の「プ(パ)」になる感じです。

Lの発音時の舌

<図b>
「プ」を言い終わった直後。「リ」を言う寸前の状態。
(「プ」の直後は口をすぼめる方向に持って行かないこと。)

そして、先ほどの説明のように舌の裏側で歯の裏側を撫でるというか、歯の裏側を使って下に向かってはじくというか・・・して、「リー」を言います。口角を横に引っ張ってきつい「-」(イー)の音を出します。(口を縦めに1cmくらい開いてあやふやな音を出す「い」もありますから、そうではなく。)

小さい逆三角形の口

口の形は小さい逆三角形に持って行きつつ、「リー」

最後「ズ」は有声の摩擦音で表現します。口の形は下図のようにします。上前歯のエッジと下前歯のエッジの位置をほぼ同じにして(高さ的にも前後的にも)、その隙間から息を出して「ズ」を表現します。バイブレーションを起こすのです。

[S][Z]の口の形

歯を見せて言います。

[S][Z]発音時の断面

日本語の「ず」のように舌が上前歯の根元に接触したりしません。

 

日本語の「ういーう」の口の動きで「ぷりーず」と言うのとは大違いですよね。(*^-^*)

 

 

ちなみに・・・ちょっと前に見つけた、信じられない本当の話。(おもしろかったです!)

__読んでみる!_

 

 

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