独学で発音を矯正する方法　「“W”の発音って？」

カーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」を、ＣＤと一緒にテンポを合わせて
歌えるように発音の仕方を解説しています。

 

ウえーない　ゥワズ　ィヤング　あーいドゥ　リスン　トゥー　{ｽﾞｻﾞ}　ぅえいでぃーおう
When I was young, I’d listen to the radio

※“Yesterday Once More”(Carpenters)より

前回、「ウぇない」と、リエゾンのお話しで終わってしまいましたが、実は“Ｗ”の発音も気をつけなければいけないところなのです。

日本人は “Ｗ”の発音が弱いとか。 “Ｗ”は、おもいっきり口を突き出し、「ウ」って言わないといけないそうです。

唇の内側の方で直径2~３ミリの小さい穴を作る感じです。その形からぱっと力を抜く時に声を出してみてください。

「ウォ、ウォ」とか、「ウッ、ウッ」みたいな音になると思います。
それが“Ｗ”の発音なので、日本語の「う」とは違うことを認識しないとです。

単語の途中に“Ｗ”が入っている時、特におざなりになるのでマズイらしいです。例えば“sweet”。
・・・「スイートゥ」と言う人が多い・・・とか。

日本語で言う時はいいでしょうけれど、英語の中に出てきたら、ちゃんと言わないと。

口を「い」の形にして「ス」。「ぅ」と母音が入らないようにします。次に唇の内側をすぼませて「ウ」を発して、また、口の形を「い」の形に持って行きながら音を延ばして（「スウィー」の「ィー」を言う）、そのままの口の形で「トゥ」と、無声音で終わる。（喉に手を当てた状態で震えていなければＯＫ。）母音を入れないで言います。

“sweetheart”もそうやって言わないと、「カワイイ！」って感じのニュアンスが出ないそうですよ。

 

ふりがなを見た時に気になる表示の仕方だったかもしれませんが、
{ｽﾞｻﾞ}の読み方については次回に。(^ ^)/